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便秘を放置すると危険な理由

妊婦さんが便秘を放置するとよくない理由を丁寧に解説していきます。

便秘を放置してはいけない理由

妊婦さんが便秘を放置するとダメな理由は、腰痛たまった老廃物やガスによるおなかのでっぱり冷え性などが生じ、健康を阻害するからです。

では、どうして痔や腰痛などにかかってしまうのでしょうか。

そもそも便秘というのは、腸内の便がうまく流れなくなったり、通常よりも腸に老廃物やガスが長時間とどまったりすることで、排便がうまく行われない状態を指します。 ですから、便が腸の中をスムーズに流れないと、便から水分が過剰に吸収されて便が固くなってしまいます。

特に、妊娠中は大きくなった子宮が腸を圧迫してしまうことで、肛門や直腸周辺の血流が悪くなり、うっ血(静脈内に血液がたまった状態)になります。

これが痔の原因なのです。

この状態を放置すると、排便時に固くなった便を出そうと力んだはずみに、うっ血している箇所を刺激することで出血して「きれ痔」になったり、他にも「痔ろう(あな痔)」になったりします。

痔は慢性化すると激しい痛みを伴って歩けなくなったり、最悪の場合はガンを引き起こしたりすると言われています。

実際、中には妊娠中に大腸がん(S状結腸癌)と診断された人がいます。

[※1]

もし、便秘が長く続くようであれば、痔だけでなく大腸がんも視野に考えたほうがいいでしょう。下記の「大腸がんのステージと治療を知る」というサイトでは、大腸がんに関する情報が明記されています。詳しく知りたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

「大腸がんのステージと治療を知る」というサイトを参考にする

また、血行不良になると「疲労物質※」という腰痛の原因を起こす物質がスムーズに運ばれなくなります。 その結果「疲労物質」がたまってしまい、腰痛になったりするのです。

(※疲労物質とは・・・人が体を動かすためにエネルギーを消費する際に作り出されるもの。 乳酸とも呼ばれる。)

それだけでなく、血行不良は冷え性や、足のむくみを引き起す原因にもなります。

妊娠中は便秘だけでも辛いですが、痔や腰痛、おなかのでっぱり、冷え性、むくみが生じてしまうと、かなりのストレスになってしまいますね。

そういった症状が原因でストレスが増えてしまうと、胎内の赤ちゃんへも悪影響を及ぼしてしまいます。おなかの中の赤ちゃんのことも考えると、便秘を放置することはできるだけ避けたいですね。

参考文献

参照元:野中 隆,福岡 秀敏,竹下 浩明,澤井 照光(2011)「妊娠中に診断されたS状結腸癌の1例」